京大生”きろスホ”のブログ

変人になろうとしている京大生が始めたブログです。

【青チャート】現役京大生の正しいチャート式数学の使い方【参考書レビュー】

こんにちは。

京大生のきろスホと申します。

今回は、チャート式数学の効率的な使い方について紹介したいと思います。

似ている参考書(例えば、focus goldなど)もこれと同じ方法で学習することができます!

チャート式数学を必要とする人については記事を書いているので、是非ご覧になってください!

kyoto-university-kirosuho.hatenablog.com

 

 

チャート式数学のダメな使い方をしている人TOP4選

  • 答えが正解していたら、その問題を理解したと持ってしまう人

  • 一度解いた問題を復習しない人

  • 全ての問題を解こうとする人

  • 一大問にものすごく長く時間を使う人

チャート式数学は正しく使うことができれば、とても役に立つ参考書ですが、一方で使い方を間違えてしまうと、危険な参考書でもあります。上にあげた使い方をしていないでしょうか?

効率的な参考書の使い方を知り、数学を得意な科目へと変えていきましょう!!

チャート式数学の効率的なやり方

  • チャート式数学で学ぶものは、基本問題の解法の考え方

数学を勉強していく際、世の中には二つ種類の人間がいます。

  1. 答えがあっていたら、正解とする人
  2. 答えがあっていても、正解としない人

一般的には、1側の人の方が多いです。実際、僕の周りの人たちもほとんどは1側でした。一方で、数学のできる人は、必ず2側でした。つまり、数学を得意にしようと思ったら、答えが合うこと意外にも大事なことがあると言うことです。

それは、答えを導くまでの過程です。数学の得意な人は、過程を重視します。

つまり、チャート式数学を解く中で、最も重要なのは、答えがあっているかではなく、答えまでの過程があっているかどうかです。その過程を学習するのがチャート式数学を解く意義です。

過程に重きを置いた学習をするには、チャート式数学に書かれてある解答を1行1行理解することです。解答の一番上から定規などで下側を隠してその行の意味を考えてください。大抵の行は、理解するのは簡単ですが、時に理解に苦しむ行が現れてくると思います。それを先生から教えてもらうなり、友達から教えてもらうなどして完全に理解するようにしましょう。

  • 間違えた問題は、必ず復習しましょう。

間違えた問題は必ず再び解くようにしてください。どんなに賢い人でも間違えた問題は必ず解きなおします。なぜ、賢い人でさえ一度で覚えることができないのに、あなたができるのでしょう。しっかり復習しましょう。復習する際、役立つツールがあるので紹介します。

解いた問題の復習を効率的にする◯△×法(自分で勝手に名付けました。)

  • 答えもその過程も正解した問題の横に◯をつけ、その日付を書く。

  • 答えは合っていたがその過程が不正解だった場合、その横に△をつけ、その日付を書く。

  • 答えもその過程もわからなかった場合、その横に×をつけ、その日付を書く。

メリット

  • 正解か不正解か一目でわかる。

  • 間違えた日付がわかるので、古い方(間違えた日付が古い方)から解くことができ、効率的に復習できる。

  • 何回も間違えた問題は解くことになるが、その際自分の間違えた回数がわかるので(間違えるごとに印をつけるため)、自分の苦手な分野が自ずとわかるようになる。

上のやり方は、自分が京大を受験する時に実際に使っていた方法だ。自分もまた、他の賢い人からこのような方法を習ったので、賢い人は皆、数学学習に取り入れているのだろう。実際にこの方法に取り組む際には、基本的にサンカクとバツを中心的に復習し、模試前などは、丸の問題ももう一度取り組むといいだろう。

  • わかる問題は、解かない。

よく、『全ての問題を解く必要があるか?』とか、『下の練習問題は、やった方がいいのか?』とかを尋ねられることがある。

僕自身の答えとしては、『わからない問題はやれ、わかる問題はやらない方がいい』だ。

わからない問題は、是非とくべきだろう。なぜなら、わからないからだ(笑)。一方で、わかる問題は、極力解かない方がいいだろう。時間がもったいない。

でも、わかる問題だと解く前に知っていたらもちろんとかないよ。どうやって、解く前からそれを知るの?

基本的には上の例題の理解度が十分だったら、下の練習問題は解かなくていい。理解度というのは、解答の1行1行を隅々まで理解し、かつ上の指針の意味を理解できていれば、理解度としては、十分である。一方で、解答のある行に不安があったり、指針の意味をいまいち理解できていない場合は、理解度としては、不十分なので練習問題は解くべきである。

理解度によって、練習問題を解くべきか判断しよう!

目指す大学によって解くべき例題は、異なってくるが、難関大学を目指す人は必須で、それ以外の大学でも数学で平均以上になりたのだったら、全てのコンパスマークの例題を解くのが無難だろう。

演習問題については、特に暇な人以外は解かなくて良い。例題を理解した程度では、解けない問題も中にはあるためである。

  • 初見の問題でわからない場合は、すぐ答えを見よう。

チャート式数学に載っている問題(例題)は、全て基本問題である。故に、数分考えて分からない問題は、すぐに答えを見るべきである。(もちろん応用問題は、長く考える必要がある。)基本問題は、考えたからと言って答えが出るものではない。(昔の偉い人が、何十年かかって導き出した定理も含まれている。故に、導き出すのは難しい。)答えを見る時は、是非ともまず指針を見て、その指針通りに解答が書かれていることに注目してほしい。1行1行、その行の意味を理解して次の問題に進もう!!

まとめ

チャート式数学で意識すべきポイントは4つ

  • チャート式数学では、解法の過程を重視する。

  • 間違えた問題は必ず復習する。

  • わかる問題は、解かない。

  • 初見の問題で深く考えず、すぐ答えを見る。

チャート式数学は、分厚い参考書で、完璧にするのにとても長い時間を要する。しかし、上のことに注意して取り組めば、これまでより一大問ごとにかける時間は長くなってしまうが、結果としてより短時間で完璧にすることができる。是非とも、使えるポイントがあれば、どんどん自分の勉強に取り入れていってほしい。

 

 

 

今回も読んでくださり、ありがとうございました。

拡散の程よろしくお願いします!